PDV2SVG - オフライン版

{{鉄道配線図}}テンプレートを含むwikiテキストを1枚のSVG画像に変換します。 配線図テンプレートについてはWikipedia日本語版の[[Template:鉄道配線図/doc]]を参照してください。またスクリプトに関する最新情報はhttp://kiritachinoboru.tripod.com/pdv2svg.htmlをご覧下さい。

利用にはPerl (Ver 5.8以降)の実行できる環境が必要です。Perlの使い方についてはここでは説明しませんので適当な書籍やWebサイトを参照してください。

配布ファイル

使い方

オプション

-a
すべてのシンボル定義を含める.
-c 作成者
SVGファイルに作成者情報を埋め込む.
-d シンボルID
指定したシンボルの定義をファイルに含める. 複数指定するときはコンマで 区切って指定する. あとから手動でアイコンを配置する場合などに使用.
-h
ヘルプを表示.
-i ファイル名
変換元の配線図テンプレートを含むWikiソースを指定. デフォルトは標準入力(STDIN).
-o ファイル名
出力先のSVGファイルを指定. デフォルトは標準出力(STDOUT).
-s SCALE
アイコン1つあたりの大きさをピクセル単位で指定. デフォルトは30.
-t タイトル
出力するSVGファイルのタイトル.
-v
verbose mode - 実行時に様々な情報を表示する.
-A
「略記」モード(後述).
-C
カラーモード。プラットホームなどが色つきになる。

./pdv2svg -i Chatelet.txt -o Chatelet.svg -c Matsukaze -t "Gare de Chatelet - Les Halles"
Chatelet.txt にある配線図を変換し Chatelet.svgに出力する. 作成者は Matsukaze, タイトルは "Gare de Chatelet - Les Halles".
./pdv2svg -i Chatelet.txt -o Chatelet.svg -d "BV,T1" -s 50
Chatelet.txt にある配線図を変換し Chatelet.svgに出力する. BV(駅舎)とT1(トンネル入口)のシンボル定義を含め, アイコン1つあたり50pxとする.
./bs2svg -a -i /dev/null -o sample.svg
すべてのシンボル定義を含めたサイズ0x0のSVGファイルを出力する. 手動で編集する場合などに使用.

略記モード

オプション -A をつけて実行すると略記モードで実行します。この場合、ソースとなるテキストファイルは各行が {{鉄道配線図}} テンプレートの引数とみなされます。また下記のアイコン名の略記が使えます。 たとえば、以下のソースファイルの出力が Chatelet.svg と同一になります。
 ,|->|- |- |- |-.|- |- |- |- |->|- |- |- |- |- |->|' 
  |  |  |  |  |  |\ |  |Q |Q |Q |Q |Q |  |  |  |  |  
  |  |  |  |, |- |- |-`|- |- |->|- |- |- |-,|- |->|- 
- |->|-.|-'|- |- |- |-,|- |- |->|- |- |-'|- |-,|->|' 
  |  |  |\ |  |  |/ |  |Q |Q |Q |Q |Q |  |/ |  |  |  
  |  |  |  |.`|-'|- |- |- |- |<>|- |- |,'|  |  |  |  
  |  |  |/ |  |  |  |  |Q |Q |Q |Q |Q |  |\ |  |  |  
- |<-|-'| .|  |  |, |- |- |- |<-|- |- |-.|- |-`|<-|' 
  |  |  |  | `|-'|- |-,|- |- |<-|- |- |- |-`|- |<-|- 
  |  |  |  |  |  |/ |  |Q |Q |Q |Q |Q |  |  |  |  |  
, |<-|- |- |- |-'|- |- |- |- |<-|- |- |- |- |- |<-|' 

ライセンス

GPLのversion3 (原文)またはversion 2 (原文 | 日本語訳)に従うものとします.

バグもしくは仕様

注意

使用したWikiテキストがあなた自身の作品ではなく、そのアイコンの配列に創作性が認められる場合には、生成されたSVGファイルは元のテキストの二次的著作物とみなされることがあります。この場合SVGファイルを公開(たとえばWikimedia Commonsにアップロード)する場合には元のテキストのライセンス(たとえばGFDL)に従った手続きをする必要があります。

謝辞

このスクリプトにはフランス語版Wikipedia/Wikimedia CommonsのBenji氏の作成したアイコン(パブリックドメイン)を使用しています。